ゴールデンウィーク明けから田植えをやってます。田植機は乗用タイプの5条植えで、かれこれ十数年使ってますので操作は慣れたものです。
田植えをする場合、まず全て植え終わった時に田植機が出口に一番近い場所になるような順番(植え方)と苗を受け取る方向を考え、それから植え始める場所を決めます。だいたいは出口の反対側にある畦側からです。
植え始めは畦に沿って端から長手方向に植えていきます。一列植えればUターンしてその隣の列を植える、それの繰り返しです。Uターンする部分はあとで植えます。
田植えをしている間は苗がしっかり植えられているか時々チェックしますが、一番集中するのは真っ直ぐに植えること、です。田んぼの中で田植機を真っ直ぐに走らせることは、簡単なようで意外に難しいのです。
田植機には次に走行するラインに目印をつけるマーカーがあり、その目印を頼りに運転するのですが、風が吹いて水面に波ができると目印が見づらくなりますし、田んぼの中を走行すれば水は濁ってしまいますので、それが広がると目印が全く見えなくなります。その場合は隣に植えた苗を頼りにしますが、近くばかり見て運転していると、真っ直ぐ走っているつもりでも、けっこうジグザクしてしまうものです。そのような時は、できるだけ遠くに視線を移して運転するようにしています。この辺りはスキーと共通しているところかもしれませんね。
田植えの場合失敗したから植え直し、という訳にもいきませんので、集中してハンドルを操作してます。真っ直ぐでないと稲が育たない、ということはありませんが、日当たりの条件や風通しのことを考えると、やはり真っ直ぐの方がいいようです。