晴天のもと、白馬岳貞逸祭が開催されました。

猿倉の駐車場においてアルプホルンの演奏で始まり、安全祈願、テープカット、そして白馬山案内人組合所属のガイドによる大雪渓までのトレッキングがスタート。今回のトレッキング参加者は300名！昨年の200名から1.5倍に増え、過去最高の参加人数でした。

貞逸祭（ていいつさい）は白馬山荘の創業者であり白馬岳一帯の開拓に尽力された松沢貞逸氏の功績を称え、昭和41年から始まりました。今年で47回目です。当初は7月第二の土日に開催されていましたが、この時期は梅雨真っ直中で雨天になることが多く、10年ほど前から5月最終の土日にお引っ越ししました。

今では白馬連峰開山祭と副題がついていますが、開山したとはいえこの時期の北アルプスは非常に残雪が多く、雪上歩行技術が要求されます。稜線では6月上旬でも雪が降ることもあります。ベンガラによるマーキングもまだされていませんので、道迷いにも気をつけてください。

安全で楽しい登山を！