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あぎあぎ通信(ブログ) - studioMさんのエントリ
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2015/06/28
I LOVE NEPAL 支援報告

執筆者: studioM (22:00)
ネパールの巨大地震発生後、現地で被災している友達やその家族を支援したい思いで始めた「I LOVE NEPAL募金」

多くの皆様より募金や支援品をお寄せいただきました。
募金総額
800,175円
(振込・直接受取 638,000円、募金箱 12,175円、ペンションあぎ 150,000円)
支援品
医薬品、蚊取り線香、文房具、ウエットティッシュ、マスク、軍手、タオル、 傘、うちわ、シャツ、靴、ソーラー充電器、血圧計、大工道具、食料品他

皆様からお預かりした募金と支援物資を持って、6月19日から25日まで、ネパールに行ってきました。

■ネパールの状況
カトマンズ市内は地震により倒壊した建物は全体の1割弱で、渡航前に想像していたより被害は小さく感じました。カトマンズ市内の場所や建築物の構造により被害状況は大きく異なり、特に古い建物が集中するダルバール広場周辺(カトマンズ、パダン、バクタプル)は倒壊や一部損壊している建物が多く、ツーリストが集うタメル地区や各国の大使館が集まるラジンパット地区はごく一部の建物に被害がある程度でした。

地震発生から2ヶ月が経ち、市民のほとんどは日常の生活に戻ってました。しばらくテントでの避難生活をしていた人たちも自分の家に戻って暮らすようになり、市内は車とバイクと人が行き交ういつもの賑やかな街でした。ただし外国人旅行者は少なく、ツーリスト向けのお土産店などは営業時間を短縮している店が多かったです。

ただ地方の農村地帯に行くと状況は一変し、壊れた家が多数ありました。農村地帯の建物は石やレンガを積み上げてモルタルや土で固めただけの構造が多く、地震に対する強度はあまりありません。彼らは壊れた家のすぐ近くにトタンやシートで囲った仮住まいの住居に住んでいました。

最後に余震について、私たちが滞在した一週間のうち体感する地震はありませんでした。ただ今も時々余震はあるようです。

■ I LOVE NEPAL支援報告
皆様からお預かりした募金と支援物資を、以下のように使わせていただきました。
(支援対象者)
私たちがいつもお世話になっているトレッキング会社「ホシトレック」のガイド、ポーター、およびその家族。
・カトマンズ在住のガイド、ポーター、およびその家族 20人
・ランタン方面にあるラスワ郡ボルレイ村・グラン村に住むポーター 8人
・ガイドの故郷への支援 ソルクンブー郡、サンクワサバ郡
・毎回利用しているお店(紅茶屋、登山用品店、雑貨屋など) 商品購入
(支援)
カトマンズ在住のガイド、ポーター
・直接会って現金、支援品を渡す。
ラスワ郡に住むポーター
・今必要な物資を確認し、カトマンズで毛布を購入。
・車をチャーターして往復8時間かけてラスワ郡へ行き、8人全員に手渡しで現金、支援品を渡す。
ガイドの故郷への支援
・直接会って現金、支援品を渡す。
毎回利用しているお店
・商品購入により現地でお金を消費する。購入した商品は、募金をお寄せいただいた皆様にお送りいたします。

支援に対して現地の皆様は大変喜ばれ、支援をしていただいた日本の皆様に多大なる感謝の言葉をいただきました。
皆様からお預かりした支援品は全て渡してきました。折りたたみ傘、うちわ、軍手、ソーラー充電器は日常で使う機会が多く、喜んでいただけました。
現金は日本円で約11万円残りました。(日本円:62,255円、米ドル:300ドル、ネパールルピー:12,115ルピー)残金は次回以降の支援に使わせていただきます。
なお私たちのネパールまでの渡航費用、現地滞在費用は全て自費で賄いました。

■今後の支援について
地震発生直後は被災者の救出、住居や水・食料品の確保、医療支援が優先事項でした。
地震発生から2ヶ月が経ち、現在被災者が必要としている物資について、各被災者の状況や居住地により必要な物資が個々に異なってきています。
(住居)
倒壊や一部損壊など、家の破損状況によりそれぞれ異なります。
現在ネパールは雨期であり、テントの避難生活は長く続けられなくなってきてます。
仮住まい用としてトタンが重宝されており、屋根・壁全てトタンで囲われた家もありました。現在トタンは品不足状態で値上がりしています。
今後損壊した家を取り壊して新しい家の建築が進められると思いますが、いずれにしてもお金が必要であり、国からの支援は期待できないため、建て替えて元の生活に戻るまで時間がかかりそうです。
(日用品・衣料)
生活に必要な日用品や衣料が出回っており、心配ありません。
(食料)
カトマンズ市内は食料品が出回っており、心配ありません。
農村地帯の被災地域にも食料品が配給されたりお店で購入できるようになっており、もともと自給自足の生活をしていた人たちなので、しばらくは心配ないようです。
ただ地滑りにより耕作地が壊れたり収穫できなくなった地域もあるため、今後国内で採れる農産物が減少して国外からの輸入が増えると値上がりする可能性があります。
(医薬品)
ネパールの薬は主にインドから輸入しており、日本の薬よりも成分が強いようです。
医薬品はネパールで購入可能。
(国からの支援)
ネパール政府は、住居が全壊した家族に15,000ルピー(日本円で約18,000円)、亡くなった人の家族には一人あたり40,000ルピー(日本円で約48,000円)の支援を決めました。住居については今後さらに追加支援されるようです。
ただネパールには日本のような戸籍制度がなく、支援が奥地の農村まで行き届くかは疑問です。またテレビやラジオもなく国からの支援情報すら知らない人たちも大勢いますので、わずかな支援のみで終わる人たちも出てくる可能性があります。
各国からの支援品が被災者に行き届くシステムもしっかりと構築されているわけではなく、役人の親戚に配られて残ったものは廃棄されるケースもあるようです。

国からの支援を当てにできないため、住民同士で助け合って家を建てたり、お金を出し合って支援品を送っている人たちがたくさんいました。
今後の支援について、被災者に必要とされる物資が個々に異なるため、直接的な支援としては現金を渡すのが今のところ一番良いと思われます。ただし国や団体を経由すると奥地の農村まで行き届かない可能性が高いため、今回のように直接被災者に手渡すのが一番確実です。
支援物資についてはその時に必要とされる物資を必要としている被災者に届けられるのが理想であり、その都度被災者に確認をしてから出来る限り現地で購入して届けるのが良いと思われます。

ネパールではトレッキングをはじめホテルやレストランなど観光産業に関わっている人たちが多く、国の基幹産業のひとつです。今のネパールは雨期であり、もともと観光客が少なくなる季節でもありますが、地震の影響で外国人の入国者は激減しています。
雨期が明ける10月からトレッキングのベストシーズンですが、訪れる人は少なくなると思われます。

主なトレッキングルートは甚大な被害が出たランタン以外は通行できるようです。
ネパール復興のためには今後も観光やトレッキングでネパールを訪れ、現地でお金を消費することこそが最大の支援であると考えます。

私たちはこれからも継続してヒマラヤトレッキングツアーを開催していきます。
一緒に行こう ヒマラヤへ!
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