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2006/03/02
八方リーゼンスラローム大会
執筆者: studioM (14:10)
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今年で60回目を迎える八方リーゼンスラローム大会。戦後間もない頃から始まった歴史と伝統のある大会だ。 スタート地点はリーゼンクワッドリフトを降りてすぐ下(兎平109の横)と、そこから一段降りた地点の2ヶ所。出場するクラスによりスタート地点が異なる。滑走距離は2500mもあるので、草大会としては最大級。参加資格は特になく、誰でもレースに参加することができる。参加者はアマチュアのトップレーサーからボーゲンに毛の生えた程度の人までさまざまで、全クラスを合計すると1000名近くもいる大きな大会である。 このリーゼン大会では、前走者を後続の選手が追い抜いてしまうということがたまにある。滑走距離の長さに加え、さまざまなスキーレベルの人達が滑っているわけで、さらに完走を目標として参加している人は、たとえ転倒してもあきらめることなくレースを続行するのである。こういった「追い抜き」も大会を盛り上げる(!?)ひとつではないかと思う。 大会の歴史をたどれば、開催当初は相当の苦労があったようだ。まずリフトが全くなかった時代なので、選手はスタート地点まで板を担いで登ったそうだ。夜も明けきらぬ頃から登り始め、一気に滑り降りる。今のような優れたスキー道具がないのにも関わらず、トップの選手はかなり早いタイムで滑り降りている。その中には名選手になれるだけの素質を持った人がいたかもしれない。 リーゼン大会の歴史は、下記ページに詳しく書かれているので、ぜひご一読ください。 リーゼンの歴史 こう書いている私も過去にリーゼン大会に出場したことがあります。結果は・・・なんとか後続の選手に追い抜かれることなく、無事完走しました。完走証明書は大切に保管してあります。 |
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