久々に快晴の日が続きました。新緑と残雪が美しいこの季節は、お天気がいいと気分もよくなります。やはりこういう日は山でしょ!ということでもないのですが、今日は修学旅行生を八方尾根に案内してきました。八方尾根に上がるのは5月7日のスキー最終日以来です。今シーズン初の八方尾根トレッキング、案内する私も登る前からすごく楽しみでした。
ゴンドラで兎平に上がると、五竜同様こちらもスキーができるほどの残雪があります。クラス写真を撮り終えてからアルペンリフトに乗ると、足下にはショウジョウバカマ、ハルリンドウ、カタクリなど春を代表する花が満開!リフトを飛び降りて写真を撮りたいところですが、さすがにそれはできないので目で楽しみました。
リフトを乗り継いで八方池山荘まで上がり、ここから第2ケルンまで登って雪遊びの予定だったのですが・・・、今年は残雪が多いので黒菱平で雪遊びをすることに。せっかくここまで登ってきたのに、わずか10分の滞在で下山することになりました。今までの最短記録です。こんな記録はちっとも嬉しくありません。条件が良くて体調不良でも何でもないのに、一歩も登らずに下山するのは辛いですね〜。完全に消化不良です。あ〜ぁ、でも仕方ないです。
黒菱平に下りてから、雪投げをしたり、急な斜面を駆け上がって数人で滑っておりてきたり、生徒達は黄色い歓声をあげながら春の雪を楽しんでました。
雪は大人も子供も楽しむことができる不思議な物体だなぁと、あらためて思ったのでした。