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あぎあぎ通信(ブログ) - studioMさんのエントリ
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2011/04/19
白馬岳主稜 −白馬岳山頂に延びる美しい雪稜−

執筆者: studioM (20:10)
白馬岳主稜
(山行日) 2011年4月16,17日 1泊2日

【4月16日】
12時40分:二股でメンバーと合流。
13時15分:二股出発。舗装路を延々と歩き続ける。道路の除雪は猿倉手前まで進んでいた。
14時30分:猿倉着。小休止15分。
14時45分:猿倉発。途中、白馬主稜の全容が見える。
16時15分:白馬尻着。幕営地を杓子側の一段高い場所にとる。整地をしてテント設営。
22時30分:就寝。

【4月17日】
3時00分:起床。
5時20分:登攀具、アイゼンを装着して、幕営地を出発。ガスで視界悪い。末端から登り始めて30分後、突然ガスが抜けて視界が開ける。以降、下山するまで快晴。
八峰への登りは広大な一枚バーンの急斜面。朝一で雪が固くしまっていたため雪崩の心配はなさそうだが、念のため向かって右側寄りのラインを登る。中間部から傾斜がきつくなる(40〜50度ぐらい)。末端から山頂までの標高差1400m、そのうち八峰まで半分の700mあり、ここの登りがけっこうきつい。
8時25分:八峰手前のやや広い場所で大休止。気温が上がって雪が緩み始める。
9時05分:休憩場所から急斜面を登ったところが八峰。ここから雪稜が始まる。
9時25分:七峰。この先はほとんどがナイフリッジ。六峰への登りは幅が狭くて傾斜がきつい(50〜60度)。
9時45分:六峰。主稜上部が見渡せる。
10時45分:五峰。六峰−五峰間は細かなアップダウンの連続。
11時40分:四峰。
12時50分:三峰。三峰手前は60度近い急斜面。二峰へは正面の岩場に雪がついており、ここを直登した。この斜面が今回の主稜の中で一番傾斜が強く、60〜75度。
13時15分:二峰。二峰を越えてすぐに広いコルがある。先行パーティが最後の斜面を登っていたので、30分ほど待つ。休憩中、真っ白な雷鳥が目の前を横切っていった。
最後の雪壁は60度60mの急斜面。山頂まで2ピッチ。例年であれば山頂は雪庇が張り出していて、最後の数メートルが垂直に近くなるが、今年は登攀ライン上に雪庇がなく、なぜか山頂に近づくほど傾斜が落ちていたので楽勝で登ることができた。
14時20分:白馬岳山頂。槍穂高連峰、南アルプス、日本海まで全て見渡せる絶景。お天道様に感謝。
14時50分:下山開始。大雪渓を下る。下に降りるほど雪が柔らかく、足が埋まって歩きづらい。
16時40分:白馬尻着。テント撤収。
17時10分:白馬尻発。
17時55分:猿倉着。
18時10分:猿倉発。二股までの長い舗装路歩き。途中で日が暮れて暗くなってくる。
19時10分:二股着。

今年最初の白馬岳は主稜から登りました。お天気最高!快適な雪稜登攀でした。
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