7月7日遠見尾根で遭難発生！遭難者は足を骨折している模様。

4日間の山旅から無事下山し、のんびり白馬へ帰宅途中に遭難の連絡が入り、急きょ現場へ向かうことになりました。現場に到着したのが18時25分、ガスによる視界不良のためヘリは出動できず。その場で一晩ビバークすることになりました。

明けて翌日、天気は引き続き雨・ガス。ヘリによる救助は期待できず。そのため負傷者を背負い搬送することになり、ゴンドラ乗り場まで3時間かけて搬送しました。

今回救助に向かったのは、警察隊・遭対協を含め全部で7名でした。人を背負って山道を歩くのは本当に大変です。ましてや雨で登山道が濡れており、滑りやすかったりぬかるんでいたり、いろいろと苦労しました。でもまぁ無事に搬送することができて、よかったよかった。

遭難の原因は、登山道が雪に覆われていて間違った方向に入り込んでしまい、そこで足を滑らせて滑落？のようです。この時期は場所によって登山道にまだ多くの雪が残っていますので、道迷いやスリップによる滑落・転倒が多く発生しています。気をつけてください。