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2014/12/06
長野県神城断層地震
執筆者: studioM (19:00)
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白馬村を震源とする「長野県神城断層地震」が発生してから2週間が経ちました。 地震発生時、私達は白馬を離れていましたので(ヒマラヤトレッキングでネパールに滞在中でした)、地震の規模や揺れの程度はわかりませんが、近所の人や友達から聞いたところによると相当揺れたようです。 地震発生直後より多くのお客様・友人から私達の安否を確認する電話やメールをいただきました。またせっかく電話をいただいても現地の電波状況によりつながらなかった方も数多くいらっしゃったことと思います。本当に多くの皆様にご心配をいただきまして、あらためてお礼を申し上げますとともに、心より感謝をしております。ありがとうございました。 ヒマラヤトレッキングを無事に終えて白馬に帰ってきたのが12月3日、帰宅後パソコンの電源を入れたらなぜか起動せずあれやこれやと手を尽くしましたが、結局ハードディスクを交換→データを復元→復旧に丸二日かかりましたがようやく使えるようになりました。 ご心配をいただきましたあぎの被害状況について報告をいたします。 食堂や客室にあるコップが割れたり装飾品の一部が落下して破損したりしましたが、ほとんどの物は大丈夫でした。建物についても損壊しているところはありませんでした。お客様の受け入れはいつでも大丈夫な状態です。 白馬村内で被害が大きかったのは、JR大糸線より東側にある地区(堀之内、三日市場、嶺方、蕨平、大出、野平、青鬼など)で、特に堀之内地区は家屋の損壊が激しかったようです。私達の住むエコーランドを含め、みそら野、八方、和田野、スキー場(八方・五竜・47・岩岳・さのさか)など西側にある地区では建物の損壊はほとんどなかったようです。同じ白馬村の中でも西と東で被害の状況が大きく異なってます。 私達は地震前と変わらない生活を送ることができてますが、被災した方は家屋の片づけや修理に追われ、家屋を失った方は親戚・友人宅やホテルでの生活を余儀なくされてます。仮設住宅の建設が進められてますが、入居は年末から年明けになってしまうでしょうし、何といってもこれから長くて厳しい冬を迎えますので、再建に向けて動き出すのは春になってからだと思います。 白馬はこれからスキーシーズンを迎えますが、観光への影響も心配されてます。あぎを含め周囲のペンションやホテルでも宿泊予約のキャンセルが出ていますし、今後についてもどのように推移するのかわかりません。 ただ私達にできることはこれまでと同じように四季折々変化する白馬の様子をお伝えし、来ていただいたお客様に心からの「おもてなし」をすることです。 ご報告が遅くなり、皆様にご心配をおかけいたしました。私達は元気にやってます!真っ白な白馬村にどうぞ遊びにきてください! |
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