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2006/03/11
トリノパラリンピック開幕
執筆者: studioM (23:00)
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冬季オリンピックが開催されたトリノで、もうひとつのオリンピックであるパラリンピックが開幕した。 パラリンピックとは、身体障害者を対象とした世界最高峰のスポーツ競技大会。四年に一度、夏季・冬季ともオリンピックが開催された都市で行われている。 冬季パラリンピックの競技は ・アルペンスキー(滑降、スーパーG、大回転、回転) ・ノルディックスキー(クロスカントリー、バイアスロン) ・アイススレッジホッケー ・車いすカーリング 以上の種目がある。 8年前の長野パラリンピックの時は、白馬村でクロスカントリー競技が行われた。会場は白馬スノーハープ。オリンピックと全く同じコースを選手達が競い合った。オリンピックの観戦はチケットが必要(有料)だが、パラリンピックは無料。誰でも観戦することができたのである。 パラリンピックに出場する選手は体に何らかの障害がある人達だが、実際に競技を見れば出場選手全てが「アスリート」であり、一生懸命頑張ってる選手を応援していると、感動のあまり自然と涙が溢れ出していた。レースで頑張ってる姿もそうだが、そこに至るまでの過程で涙ぐましい努力があったに違いない。 障害者がスポーツをする場合、本人の努力はもちろんだが、家族や周囲の人々の協力が不可欠であり、健常者以上に大変だと思う。スポーツをする環境も決して恵まれてるとは言い難い。資金面でもスポンサーの恩恵を受けることができるのはごくごく一部の人だけだと思うし、特殊な器具が必要な競技もあり、やりくりが大変なのではないかと、ついつい競技以外の部分を心配してしまう。 オリンピック同様メダルを獲得しなければ、世間の注目度も低い。でも選手達は一生懸命に頑張っている。オリンピックに負けないぐらい、出場選手を応援したい。 |
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