エコファームのゆかいな仲間と白馬岳に登ってきました。
今回の目的はズバリ【満開のツクモグサを見る!】
ツクモグサは北海道の一部を除いて八ヶ岳の横岳周辺と白馬岳〜朝日岳周辺にしか咲かない希少な植物で、白馬岳では6月中旬から下旬にかけてのごく限られた期間にのみ満開になります。今回このタイミングを狙って白馬岳に登りました。
猿倉から登り始め、大雪渓の途中で雷と雹が降ってきたのが珍道中の始まりで、一日目はガスに包まれ雨が降ったりやんだりの繰り返し、大雪渓では落石あり、葱平上部の通称お花畑にさしかかったところで足がつる人あり、下りの雪渓で滑って転んで大爆笑、グリセードに尻セード、何でもござれ。
白馬山荘ではツクモグサ祭りとして、甘酒の振る舞い、記念バッジのプレゼントがありました。宿泊客は私達を含めてわずか10人。天気が悪いというのもありますが、ちょっと寂しい人数です。
さて肝心のツクモグサですが、白馬岳山頂から三国境にかけて数多く咲いてました。ガスで日差しがなかった為、残念ながらほとんどの花弁は閉じていましたが、淡い黄色の花をいっぱい見ることができて満足・満足。
雷鳥にも出会いました。その数なんと25羽。一日でこれほどの数の雷鳥に出会えたのはもちろん初めてです。しかも私達のすぐそば(1メートル先)まで近づいてきたり、低空飛行で頭上を飛んでくれたり、サービス精神旺盛の雷鳥ちゃんでした。
エコファームの仲間は、冬はスキー、夏は登山、年に数回のお食事会に加え、植えつけ祭や収穫祭など宴会好き。もちろん畑でもよく顔をあわせますし、収穫した野菜の交換はいつものことです。
次回のエコファーム登山は秋の燕岳に決定(!?)しました。その次は北岳、次の次は・・・。これから恒例行事になりそうです。