お客様からの依頼により、2シーズンぶりにスノーシューツアーを行いました。
今回スノーシューで出掛けたのは、蕨平〜ハイランドと八方池の2ヶ所。
まずは蕨平〜ハイランドコース。
スタートは白馬ハイランドホテル前にあるハイランドスキー場から。ハイランドスキー場は今冬から営業を休止しているので広いゲレンデは広大な雪原状態と化し、どこでも自由に歩くことができます。登りは前日から降り積もった新雪でスネ〜ひざラッセルが延々と続きましたが、逆に下りは新雪がフワフワとした浮遊感を与えてくれて、あたかも雲の上を歩いているかのような感覚でした。
ハイランドスキー場の山頂では、ツェルトを設営して中で食事を作ったりコーヒーを飲んだり、その後は雪洞作り体験やツボ足ラッセル体験など、深い雪の中でいろいろ体験していただきました。
翌日は八方池を目指しました。
こちらは山スキーヤーのトレースを追いかけましたので、沈み込みも少なくて楽に歩くことができました。八方池山荘から尾根上を登って石神井ケルンに出て、その後は第二、八方、第三ケルンとつないで八方池まで。八方池まで登ると、白馬連峰を間近に望むことができます。多くのスキーヤーで賑わっていたスキー場とは対照的に、こちらは静寂と絶景が支配する別天地。北アルプスを眺めながらのティータイムは至福のひとときです。
ハイランドスキー場は隠れた遊び場で、スノーシューで歩くのもいいですし、スキーを担ぐまたはシールで登って滑り降りるのも楽しそうです。降雪直後がおすすめ。
八方池はリフトを降りてから気軽に登れる反面、尾根が広大なため濃いガスに包まれると方向を見失う可能性があるので注意が必要です。
スノーシューを履いて、夏山とはまた違う冬の白馬や北アルプスを間近に感じてください。ツアー参加者は随時募集しています。