
スキーシーズンが終わり、お待ちかねの登山シーズン到来!第一弾は燕常念縦走コースをご案内しました。
この時期は夏山と違って残雪が多く、アイゼンは必携。天気が良ければ残雪輝く槍ヶ岳や穂高連峰など素晴らしい眺めが望めますが、天気が荒れると稜線では吹雪くこともあります。防寒着や保温用の帽子、手袋など、いろいろ装備が必要になります。
さて今回のツアーですが、初日は雨のなか合戦尾根を登り、そのまま燕山荘に直行。2日目は好天に恵まれ燕山荘から常念小屋まで稜線を歩き、3日目は常念岳に登ろうとしたものの突然雨が降ってきたので、山頂はあきらめて一ノ沢を下山しました。
ということで燕常念縦走というものの、どちらのピークにも登らず・・・でも燕岳や常念岳よりも高い大天井岳のピークには登りました。こんな場合はツアー名をなんとすればいいのか、大天井岳ツアー?燕山荘常念小屋縦走ツアー?
ツアー名はさておき燕常念方面の残雪状況ですが、合戦尾根は第3ベンチより上部が雪道、一ノ沢は稜線から笠原沢までが雪道、稜線はほぼ夏道ですが全体の1〜2割が雪道でした。雪道は夏道と違うルートを歩くことと斜度の急な場所があります。滑落、落石には注意してください。