今夏最初のガイドは、白馬岳へ。
連休初日、空は曇天で雨がパラパラ。天候回復を期待しながら猿倉に行くと、色とりどりのカッパを着た大勢の人たちで賑わってました。今日から三連休、やはり予想通り入山者は多いです。
我々もカッパを着て猿倉を出発。雨が降ったりやんだりの繰り返しで、小雪渓を越えたあたりからようやく雨があがり、ガスも徐々にとれて杓子岳や白馬鑓ヶ岳が姿を現してくれました。
この日猿倉から入山した方は720人(計画書・登山者カードカウント値)、実数は1000人近く登ったのではなかろうか。白馬山荘の宿泊は600人でした。
【登山道】
大雪渓の取り付きは、大雪渓ケルン手前から。葱平まで約2時間の登りです。
小雪渓は150mトラバース。急斜面をトラバースしますので、アイゼン装着を。
※7月15日この場所で滑落事故がありました。登り下りのすれ違いにも注意を!
避難小屋から頂上宿舎まで雪渓2箇所(200m、100m)ありますが、傾斜が緩いのでアイゼンなしでも登れます。
【お花】
白馬尻周辺はキヌガサソウ、サンカヨウ、ニリンソウ、カラマツソウなど。キヌガサソウは満開で見頃です。
葱平はミヤマキンポウゲ、ハクサンイチゲなど、まだ咲き始め。
お花畑はウルップソウ、ミヤマオダマキ、ミヤマキンポウゲ、ハクサンイチゲなど。こちらも咲き始めでまだまだこれから。
白馬岳周辺の稜線はウルップソウ、コマクサ、オヤマノエンドウ、イワウメ、イワベンケイ、チングルマ、ミヤマアズマギク、ハクサンイチゲ、ミヤマダイコンソウなど。他にもいっぱい咲いてます。ツクモグサもまだ一部で咲いてます。
稜線は多くの花が咲き揃っていて華やかです。