白馬岳稜線は花の見頃を迎えてます。
得撫草、駒草、深山苧環、御山の豌豆、深山塩竈、四葉塩竈、深山東菊、深山金鳳花、深山金梅、信濃金梅、深山大根草、白山一花、深山鍬形、手形千鳥、車百合、岩弁慶、岩爪草、高嶺爪草、色丹草、高嶺矢筈母子、栂桜、苔桃、黄花の駒の爪、稚児車、長之助草、他にもい〜っぱい咲いていて、まさに百花繚乱です。
以下、登山道情報。
【大雪渓〜白馬岳】
大雪渓取り付きは、大雪渓ケルンから。終了点は葱平の枕木階段。
小雪渓は150mトラバース。急斜面をトラバースするので、アイゼン装着を。
避難小屋から頂上宿舎までは夏道。
【白馬岳〜鑓温泉】
白馬岳〜白馬鑓ヶ岳〜鑓温泉分岐の稜線は全て夏道。
大出原は残雪が多く、中間部に100m、末端部は4箇所(50m、30m、20m、15m)雪田あり。
鎖場を過ぎてから湯ノ入沢の雪渓を鑓温泉小屋直前まで300m歩行。今週末には夏道に切り替えを行いたいようですが、雪解けの状況によります。現場の指示に従って歩いてください。
【鑓温泉〜猿倉】
鑓温泉小屋直下の湯ノ入沢から雪渓を下り、そのまま鑓沢の雪渓に入る。ここは雪渓の距離が長いので、アイゼン装着をおすすめします。
鑓沢と杓子沢の間にある落石沢は残雪あり。30mトラバース。
杓子沢は雪渓を80mトラバース。
鑓沢と落石沢はかなり上部まで雪が残っており、落石も多いです。急斜面のため落石があると猛スピードで落ちてくるので注意が必要。
三次郎から小日向コルまで数ヵ所雪田あり。アイゼンなしで歩けます。
小日向コルから猿倉までは夏道。