スキーシーズン開幕直前。スキー場にはまだ雪がないが、高い山には雪があるぞ!ということで、11月24〜26日の3日間、立山へ初滑りに行ってきました。
この時期に立山に入山するのは3回目。いつもであればアルペンルートは大勢の観光客で賑わっていますが、この時期は観光目的のお客さんは少なく、ほとんどが山スキー目的の人達です。
初日、天気は快晴で、真っ青な空と真っ白な立山が我々を迎えてくれました。雷鳥平キャンプ場にテントを設営してから、足慣らしで軽く1本だけ滑り、早々と宴会に突入しました。
二日目も快晴。朝の気温は-10℃。テント内部が凍りついてました。朝食を済ませたあと、山崎カール経由で雄山まで登り、天気がよかったので山頂でのんびりと過ごしてから、下りは山崎カールを滑り降りました。
最終日は曇り。剱御前を目指しましたが、小屋までもう少しというところでガスが発生して視界が悪くなったため、そのまま滑り降りてテント撤収、下山しました。
雪質については極上のパウダーを期待していたのですが・・・、入山直前にまとまった降雪がなく、一週間ほど前に降った雨の影響で雪が堅くしまっており、しかも雪上を雨水が流れたために無数の縦溝ができていて、洗濯板のように表面が凸凹している、手強い雪でした。
そんな雪質に苦労しましたが、今シーズンの初滑りと素晴らしい雪景色、そして雪上宴会を楽しんできました。
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二日目に雄山神社裏の尾根を登っているところで、足元には室堂から雷鳥平キャンプ場が見え、正面には大日岳と奥大日岳、そのうしろに富山湾と能登半島が広がっています。