白馬の短い夏。
夏山シーズンは7月8月の2ヶ月間、準備期間を含めると3ヶ月以上ありましたが、終わってみればいつもそう感じるのですが「あっ!」という間です。
今年も梅雨明けが遅れました(長野・北陸地方は8月1日に梅雨明け)。7月は梅雨明けしていないこともありましたが、週末にかけて台風が接近したり雨が降ったりした影響もあって、入山者は少なかったように思います。
梅雨明け以降は好天の日が多くなり、特に8日からお盆明けまでは連日晴天で、白馬でも暑い日が続きました。
今夏の遭難事故は過去最多であったようです。入山者が増えたことも一因ですが、体力や装備など、山への備えが不十分だった人が多かったのではないでしょうか。
ちょっと無理して頑張れば登れてしまうかもしれませんが、それでは山を楽しむ余裕は出てきませんし、事故や怪我につながる可能性大です。登ろうとしている山は北アルプス、誰もが簡単に登れる山ではないのですから、ご自身の体力にあわせて日頃からトレーニングや予備登山を行って、本番では花や景色を楽しみながら、体力的にも精神的にも余裕をもって登れるようにしていただきたいと思います。
【あぎ】にお泊まりいただいたお客様は、全員無事に下山されたようです。夕食時に山の思い出や武勇伝など、楽しい話をたくさんお聞きかせいただきました。また来シーズンも北アルプス登山と【あぎ】でのひとときをお楽しみください。
この夏の個人的な山行記録ですが、
白馬岳 6回
唐松岳 7回 (丸山ケルンまでの2回を含む)
五竜岳 1回
鹿島槍ヶ岳 1回
槍ヶ岳 1回
常念岳・蝶ヶ岳 1回
でした。
登山ツアーにもリピーターの方が増えてきました。天候やメンバーの都合で残念ながらキャンセルになったツアーもいくつかありましたので、また来年以降に再度チャレンジしてください。皆様のご参加をお待ちしております。
さぁ、夏が終われば私には稲刈りが待ってます
しばらくの間白馬を離れますが、白馬へ帰ってきたら秋の山旅をしようと思ってます。
それでは皆様、また来年の夏に北アルプスでお逢いしましょう!