前穂四峰正面壁・松高ルート
(山行日) 2008年9月27日
【9月25日】
上高地から奥又白へ入山。
【9月26日】
雨のため、テントで一日待機。
【9月27日】
3時30分:起床。
5時05分:奥又白出発。松高ルートを目指す。C沢をつめ、チョックストーン下から右上する。そのままグイグイ登っていき、松高ルートの取り付きを見落としてしまい、T1まで登ってしまう。T1から少し下降したところに松高ルートの取り付きを発見する。
7時00分:松高ルート取り付き着。登攀具を装着し、フラットソールに履きかえる。
7時20分:登攀開始。
1P 40m供〆鯑の雨で一部岩が凍っていた。風が冷たく、手が半分かじかんだ状態で登る。
2P 40m掘…松紊靴燭△函右上する。
3P 40m掘‐捷皀魯鵐絢蠢阿泙捻笋个后
4P 15m,V0 難所の松高ハングだが、高さはわずか3mほど。アブミを使って難なく通過。松高ハング以降は壁がたっていて高度感もあり、こちらの方が難しいと感じた。
5P 20m,V0 出だしの垂壁はヌンチャクを使って一気に体を持ち上げた。その後右上していき、5mほどのフェースに出る。フェースはアブミを使って登った。終了点手前は手をかけるところが少なく、少々手間どった。
6P 30m掘.薀好1ピッチ、疲れからか握力がなくなってきた。最後の力を振り絞って登りきる。
11時15分:終了点。ザイルを片付け、北尾根の稜線を目指して登っていく。すぐ四峰に出るかと思いきや、意外に遠かった。
12時00分:四峰下の稜線に出る。風を避けて大休止25分。登山靴に履きかえる。
12時25分:五・六のコルへ下降開始。クライムダウンで降りるが、場所によってはけっこう緊張する。登りより嫌らしい。
13時50分:五・六のコル。ここから奥又白までは踏み跡が明確。
15時10分:奥又白着。休憩後、荷物をまとめる。
16時15分:奥又白から下山開始。パノラマルートに合流したところで真っ暗になる。
19時00分:徳沢着。今日はここまで。
【9月28日】
上高地下山。
奥又白をベースにして、前穂東壁に登ってきました。奥又白〜前穂東壁全体のイメージがつかめましたので、次回は別のルートにもチャレンジしてみたいと思います。