五竜岳G0稜
(山行日) 2009年4月16〜17日
4月16日
8時00分:白馬五竜スキー場駐車場でメンバーと合流。
8時30分:ゴンドラ始発に乗車。
9時00分:アイゼン装着後、アルプス平駅を出発。スキーヤー、ボーダーを避けながらゲレンデの端っこを登り、地蔵の頭を巻いて遠見尾根に取り付く。
10時00分:一ノ背髪で小休止。青空が見え始める。五竜岳は雲に覆われていて見えない。一ノ背髪から先では、雪を踏み抜いて股から腰まで何回も埋まる。
10時45分:小遠見山通過。ピークは踏まず右側を巻いていく。
11時25分:中遠見山で小休止。鹿島槍北壁が美しい。
12時30分:大遠見山で小休止。
13時10分:西遠見山手前の台地着。ここの北斜面に雪洞を作ることに。五竜岳から雲が去り、美しい姿をあらわす。
13時30分:雪洞作り開始。快適な空間にするため、雪洞内を広めに作る。最後に雪洞の前にテーブルとベンチを作って完成。
15時30分:酒盛り開始。明日登る予定の五竜岳G0稜の登高ラインを確認する。時間の経過と共に下界に雲海が広がり、夕陽で雪山が赤く染まる。
20時00分:就寝。雪洞の中は快適。就寝直後、雪が降り始める。
4月17日
3時10分:起床。雪が降り続いており、積雪は5cmほど。ガスで視界が悪い。
5時00分:出発を予定していた時間。夜が明けて明るくなるが、ガスで視界は100mほどしかない。もうしばらく様子を見ることにする。
7時00分:午前中の天気回復は望めそうもなく、雪も降り続いていることから、G0稜の登攀をあきらめる。
8時05分:雪洞出発。
8時55分:中遠見山着。小休止。
10時05分:アルプス平駅着。
今回は悪天候のため、登攀をあきらめて撤退しました。また次回チャレンジしたいと思います。