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2007/05/17
白馬のゴミ問題とリサイクル
執筆者: studioM (23:00)
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以前にもお伝え致しました白馬村に新しいゴミ処理施設(焼却場)の建設が予定されている問題について、メディアでも取り上げられるようになりました。TBSの情報番組「噂の東京マガジン」で白馬のゴミ処理施設問題が放送されます。 全国各地で同様の問題がある中で、白馬のゴミ処理施設が選ばれたということは、やはり自然豊かな土地に不釣り合いの焼却場であり、選定に至った経緯も不透明、白馬を愛する皆様からも建設反対の意見を多く聞きます。 噂の東京マガジン (TBS系列) 5月20日(日) 午後1時〜放送 時間のある方は、ぜひ放送を見てください。 今回のゴミ処理施設問題をきっかけに、ゴミ問題や環境問題を改めて考えるようになりました。私達も日頃からゴミを減量するために ・生ゴミはコンポストに入れて堆肥にする ・食べ物を粗末にしない(捨てない、残さない、使い切る) ・資源ゴミは分別してリサイクル(白馬の場合、分別は少ないですが・・・) いろいろと実践しています。 ところが、先日あるテレビ番組で、リサイクルや地球環境について衝撃的な内容の放送がありました。その中のひとつが「ペットボトルのリサイクルは資源の無駄遣い」 えーっ、うっそー と思いながら放送を見ていましたが、どうやら本当のようです。 ペットボトルの分別回収、そしてリサイクルは資源の有効利用として、多くの方が実践されていると思いますし、私もそのひとりです。お客さんのお部屋から出たペットボトルの中身を捨て、ラベルをはがし、分別してゴミ袋に入れ、後日ゴミ焼却場へ持ち込んで指定されたカゴの中へ入れてました。 リサイクルと一言でいってもタダでそれができるわけではなく、リサイクル工程の中でエネルギーや人件費などのコストがかかることは容易に想像がつきます。それが果たしてどれぐらいかかっているかについては以前から疑問に思っていました。 その放送では、ペットボトルのリサイクルに必要なエネルギー、つまりペットボトルの回収から運搬、工場での洗浄・異物除去・粉砕などを合計すると、新しいペットボトルを作る数倍の石油を使うことになるというのです。リサイクルで資源の有効利用をしているつもりで、実は多くのエネルギーを消費してしまっている。 ではなぜ無駄とわかっていてリサイクルするのか、それにはいろいろ裏業界のからくりがあるようです。 昔缶入りのお茶が販売された時、100円もするお茶を誰が買って飲むのか?と思いました。しばらくは見向きもしなかったのですが、時代と共に缶やペットボトルで販売されるお茶が当たり前になり、今や何の違和感もなくペットボトルのお茶を買っては飲んでいます。 いつでもどこでも冷たいお茶から温かいコーヒーまで買えるという時代、私達は便利と引き替えに多くの資源を消費しています。今さら便利になった生活を無くすことはできないでしょうけど、節約することはできると思います。例えばペットボトルは一回で捨てずにお茶や水を入れて何回か使い続ける。リサイクルよりリユース(再利用)。小さなことですが、早速実践していきたいと思う。 |
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2007-10-10/00:45:17
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