北アルプス一般縦走路の中では最難関のコースである西穂高岳−奥穂高岳の縦走を、10月15〜17日・2泊3日の行程であぎさんと歩きました。私は二年前の日帰り単独行に続き二回目、あぎさんは初挑戦です。
1日目の行程は上高地から西穂山荘まで、コースタイムで4時間ほど。いつもの登山なら初日から8時間以上歩くことがほとんどで、今回も当初は中の湯から焼岳を経由して西穂山荘へ入ることを考えてましたが、今回のメインは2日目の西穂−奥穂縦走なので、翌日に疲れを残さないようにするために、上高地から直接西穂山荘へ向かうことにしました。
初日の行程が短いので、白馬を7時に出発。沢渡でバスに乗り換え、上高地歩き始めが10時。樹林帯の中をジグザク登り詰めて、14時10分西穂山荘到着。テントを設営し、お湯を沸かしてコーヒーを飲み、夕食までの時間を持て余しながら、久々にテントでのんびりと過ごしました。
西穂山荘へは新穂高温泉(岐阜県側)からロープウェイを使ってわずか1時間30分ほどで登ってくることができるので、気軽に訪れる人も多いようです。この日も山荘泊まりの人達が30人近くいました。
西穂山荘は北アルプスの稜線に建つ山小屋としては唯一通年営業している小屋で、夏だけではなく冬も利用者が多いようです。
さて、いよいよ明日は奥穂高岳への縦走です。