天満沢にある岩場で2日間レスキュー訓練を行いました。
1日目・・・岩場で1対1の救助訓練と柴ぞりによる搬送
2日目・・・墜落時の確保と自己脱出(タイヤ落とし)
救助訓練やタイヤ落としは20メートル以上ある垂直の岩場を使って、柴ぞり搬送は30度以上ある斜面を使って行いました。どちらも実践に近い状態で訓練を行いましたので、救助訓練では一応バックアップをとってありましたが、ミスをすれば墜落事故につながりますので、私を含め参加者全員が真剣に、時にパニックになりながらの訓練でした。
講師のYさん曰く、安全な場所や安定した場所で訓練しても全然身に付かない、足場の安定した場所でできても高い場所や不安定な場所ではそれができなかったり、実際に負傷者が血を流していたらそれだけでパニックになる、とのこと。確かにそうですね・・・。
2日間を通して非常に内容の濃い訓練で、基礎的なことを含め得るものが多く、充実した2日間でした。
訓練でできない事は本番でもできないので、今回の訓練だけで終わるのではなく繰り返し練習する必要がありますし、実際にそうしないと身に付かずにすぐ忘れてしまいますので、時間のある時にまた岩場に出掛けようと思います。