昨年は雪止め取付で、今年はトタン屋根のペンキ塗りで、屋根の上に登ってます。
白馬を含め豪雪地帯の屋根はほとんどがトタン屋根です。軽量である、屋根に積もった雪を落としやすい(屋根の勾配が強ければ自然落下)、コスト安、施工が早いなど、いろいろ理由があると思いますが、一番はやはり雪対策でしょうか。屋根の形状、煙突やアンテナの位置、さらには玄関や家の間取り、基礎の高さまで、全て雪のことを考えて家(ペンション)が設計されてます。
あぎの屋根勾配は約30度あり、軒の高さは5メートル以上あります。全くのフリーで作業するのは危険すぎるため、ザイルでしっかり確保しながらペンキ塗りをしています。屋根の上からは白馬三山や八方尾根、白馬ジャンプ競技場がよく見えて見晴らし最高です。
そういえば、子供の頃はよく屋根に登って遊んでました。屋根の上を走り回ったり、屋根から飛び降りたり。親には「危ない!」と何度も怒られました。友達の家や隣近所の家の屋根に登ったこともありました。
今の時代にそんな事をすると大騒ぎ(警察沙汰?)になりそうですが、昔はなんでもOKだったのかな〜。
通りがかりの人から「さすが山やさん」とほめられ(!?)ながら、ペンキ塗りに関しては素人なので、スピードや塗りムラなどを気にするよりも安全第一で作業をしています。