今週から始まるガイドの下見を兼ねて、八方池まで登ってきました。
あぎからMTBに乗ってゴンドラ山麓駅に向かい、ゴンドラ+リフト2本を乗り継いで標高1850mの八方池山荘まで、あぎを出発してからわずか40分で到着。お天気は快晴、風は少しヒンヤリしているが、歩き出すと心地よい風に感じる。
八方尾根自然研究路の巻き道はまだ残雪が多く、滑落の危険があるため通行禁止。登れるのは尾根道のみ。尾根道には雪はないものの、二股側(北側斜面)の崩落が毎年少しずつ進行しており、いずれ今歩いている登山道も崩れてしまうのではないかと思う。
第2ケルン手前にある建物(トイレだがまだ使用できない)から先は雪道に変わり、第2ケルン周辺だけ登山道が出ているが、その先は八方ケルンまで雪道が続く。八方ケルンから先は再び登山道が出ており、第3ケルンまでそのまま登れる。八方池は大量の雪に覆われており、池が見え始めるのは6月中旬頃。
今回は八方池までで引き返したが、その先唐松岳方面はまだ多くの雪に覆われていた。一部夏道も出ているが、雪道を歩く方が多いので、アイゼンやストックがあると心強い。
(残雪)
第2ケルンより上部の残雪量は、例年よりやや多め。
(お花)
ゴンドラ下:レンゲツツジ、タムシバ、オオカメノキ
リフト下:ハルリンドウ、ショウジョウバカマ、カタクリ、食べ頃のふきのとう多数
黒菱平:小さなミズバショウが数株
八方池山荘より上部:ショウジョウバカマ