11月23-25日の3日間、Yガイドのサブとして初冬の燕岳に登ってきました。

数日前に降った雪のおかげで、冬山らしくなった燕岳。積雪は合戦尾根上部で50センチ、吹き溜まりで1メートルほど。稜線は風の影響で雪が飛ばされてしまうため意外に少なく、うっすら積もっている程度です。合戦尾根は中房登山口から踏み固められた圧雪状態でした。

入山日（23日）は登りはじめから小雪が舞う天気で、稜線に出た時はガスで周囲の山は何も見えずでしたが、翌日（24日）は朝御来光、午前中天気良し、午後から吹雪、下山日（25日）は午前中快晴、中房下山時には小雪舞う天気に変わりました。

燕山荘は冬の雪対策のため、館内に補強用の資材が立てられており、夏とはちょっと違った雰囲気です。厳しい冬を乗り越えるための処置、稜線に建つ山小屋はいろいろと大変ですね。

北アルプスはこれから本格的な冬を迎え、容易に人を寄せつけない厳しい世界に変わります。入山される方は充分気をつけてください。