金土日の3日間、常念岳から燕岳を歩いてきました。

1日目は一ノ沢から常念小屋（曇りのち晴れ）、2日目は常念小屋から燕山荘（曇りのち吹雪）、3日目は合戦尾根下山（雨）。お天気は日替わりで、2日目は大天井岳から先で吹雪かれてしまいました。5月中旬とはいえ、この時期の北アルプス稜線で雪は珍しくありません。

またルート上にも残雪は多く残っており、部分的に冬ルートを歩くようになります。アイゼン、ピッケル（ストック）必携です。滑落すると致命的な場所もありますので、充分注意して歩いてください。

この時期の北アルプスは入山者が少なく、静かな山旅が楽しめます。残雪に彩られた山並みは美しく、登ってきた人へのご褒美のように輝いています。大天井岳では雷鳥の激しい縄張り争いを目撃することができました。季節をかえて登ってみると、新しい発見や出会いがあります。