上高地から近くて遠い、霞沢岳に登ってきました。
28日上高地へ入山した時に私たちを迎えてくれたのは、真っ青な空と真っ白に雪化粧をした穂高連峰でした。紅葉シーズンが終わり散策する人もまばらな河童橋の横を通り過ぎ、明神から徳本峠へ。
明けて29日、天気は前日に引き続いて晴れ。シラビソの樹林帯を通り抜け、急傾斜の登山道を登りきったところがK1ピークで、そこからK2ピークを経由して霞沢岳山頂までの間、穂高連峰(前穂〜奥穂〜西穂)の眺めが最高でした。さらに穂高連峰の右には常念山脈、左に笠ヶ岳、西には焼岳の荒々しい姿があり、南西方向には乗鞍岳と御嶽山、足元に広がるのは上高地と梓川。ここの稜線は素晴らしい展望台です。
最終日の30日も晴れ。結局3日間とも晴れの素晴らしい天気が続きました。前回登った時は濃いガスに包まれて何も見えなかったので、今回はその時の分まで取り返して、さらにおつりがくるぐらい良い天気でした。
(お礼)
今回は徳本峠小屋の支配人のご厚意により、改装中の小屋へ特別に泊めさせていただきました。あたたかい食事と布団、なにより心温まるおもてなしに感謝・感謝。
徳本峠小屋は2010年8月1日新装オープン予定です。