
あぎ登山ツアー、今回は上高地から岳沢・前穂・奥穂・涸沢と縦走しました。
初日は上高地から岳沢まで。3日間を通してこの日が一番暑く感じました。泊まりは岳沢小屋。今年営業を再開したというか、新しく建て替えられた、収容30人の小さな山小屋です。新築だけあってトイレ、布団、食堂など、何もかもが綺麗でした。
2日目は前穂・奥穂のピークを踏んで穂高岳山荘まで。岳沢を出発していきなり重太郎新道の急な登りですが、朝の涼しい時間帯に登ることができたので、急登に喘ぐことなく登ることができたと思います。また朝から青空が広がっていたので、周囲の山並みを見ながらのんびりと登ることができたのもよかった。
紀美子平に荷物を置いて前穂に登る頃からガスが広がり始め、吊尾根と奥穂山頂はガスの中でした(残念)。でも時折ガスの合間からジャンダルムや北穂が見え隠れし、岩稜帯の厳しい姿がより一層引き立てられていたように思います。
穂高岳山荘に着くと、小屋の前のテラスは大勢の登山客で賑わってました。私たちも到着と同時にビールで乾杯!この日の宿泊は多かったものの、一応布団一枚に一人の割当てでした。
最終日は涸沢を経由して上高地まで一気に下山です。涸沢ではちょうど涸沢フェスティバルが開催されており、テント場にはメーカーの出展ブースが多数並んでいました。また涸沢周辺は若い登山者が非常に多くて驚いたのと、色とりどりのウェアを身につけた山ガールのみなさんが涸フェスに花を添えているようで華やかでした。
横尾から上高地までの単調な道を歩き終えて上高地に無事下山。しかしそこからが長かった。沢渡や平湯行きのバス乗り場は50メートル以上も人が並んでいて、タクシー乗り場に向かったらこちらもタクシー待ちの行列。しかも大正池〜上高地間で観光バスのすれ違いによる大渋滞で、バスやタクシーは身動きがとれず・・・。結局上高地を脱出するのに1時間以上も待ちました。週末の上高地は大混雑です。まいりました。