鳳凰三山に登ってきました。
南アルプスにある鳳凰三山。鳳凰岳という山はなく、地蔵岳・観音岳・薬師岳の三山を総称して鳳凰三山と呼んでいるみたいです。周辺にある山(甲斐駒、仙丈、北岳)は登ってますが、鳳凰三山だけ抜け落ちてましたので、今回初めて登ってきました。
鳳凰三山に登るルートはいくつかあり、今回は青木鉱泉からドンドコ沢コースを登り、鳳凰三山を往復して燕頭山〜御座石鉱泉に下るコースを1泊2日で歩きました。
ドンドコ沢コースには滝がいくつかあり、どれも落差があって見応え十分の素晴らしい名瀑ばかり。滝巡りをしながら歩ける、なかなか楽しいルートです。
鳳凰三山の稜線は花崗岩が林立しており、北アルプス・燕岳と雰囲気が似てます。稜線は開けていて眺めが良く、甲斐駒、北岳、富士山を間近に見ることができます。
周囲にある北岳や甲斐駒は高くて存在感があり、鳳凰三山はその陰に隠れているような印象がありましたが、意外にも標高は2840m(観音岳)もあって、五竜岳よりも高い。
今回歩いたルート以外にも、夜叉神峠、仙水峠、広河原からも登ることができますので、次回は別のルートから登ってみようと思います。