某テレビ局が行っている青少年リーダー養成講座のスキーコーチとして、19日から今日までの3日間、ノリノリの大学生をレッスンしてきました。
今回の養成講座は17日から5日間の日程で行われましたが、私は土日を除いた平日3日間を担当させていただきました。
担当初日、簡単な挨拶のあといつものようにレッスンを始めようとしたのですが、いつもと何かが違う。やけにみんな大声で返事をしたり、滑るたびに「よろしくお願いします」「ありがとうございました」とこちらもゲレンデ中に聞こえんばかりの大声で挨拶をしてくる。最初は度胆を抜かれましたが、これはこちらも負けてられんと思い、いつも以上にテンションを上げてレッスンを展開していきました。
私が担当した4班はほとんどがスキー初心者だったのですが、私がいなかった初日2日目の間になんとかプルークボーゲンで緩斜面を滑れるほどになっていましたので、足を揃えて滑るパラレルターンを目指しながら、いろんなバリエーションで練習をしました。
最初はなかなかうまくいかなかったものの、数多く滑って練習しているうちに徐々に足が揃い始めてきて、最終的にはほぼ全員がパラレル(もどき)で滑れるぐらい上達することができましたし、何よりチームとして助け合ったり励まし合ったり、すごくまとまりのあったスキー班だったと思います。
3日間(学生達は5日間)のレッスンが終わったあと、夜に学生との交流会があり、スキーの話をしたり、プレゼントをいただいたり、一緒にケーキを食べたりなどなど、楽しい一時を過ごすことが出来ました。レッスン中にあった出来事をスキー班ごとにおもしろおかしく発表してくれて、嬉しいような恥ずかしいような、スキーだけではなく私達の言動もよく観察されてたようです。
同年代の若人がスキーを通じていろいろな経験や出会いをしていく姿を見て、昔自分にもこういう時があったよな〜と懐かしく感じました。今回出会った学生さんには、これからもいろんな経験を積み重ねて、スキー技術だけではなく人として大きく成長してほしい、私からの願いです。
また一緒に滑りましょう! ENJOY SKI !!